MVR(自己蒸気機械圧縮)型
アンモニア回収装置
ファンを用いて蒸発濃縮により発生するベーパーを昇圧・昇温させ、自己の加熱源として再利用します。捨てるエネルギーがほとんど無いため、高い省エネ性を発揮します。目安として、処理量6ton/h以上の設備に適しています(小型ヒートポンプ処理装置もあります)。
MVR型蒸留装置のランニングコスト例
項目 | MVR型 |
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蒸気 | 0.5(ton/h) |
電気 | 200.0(kW) |
蒸気コスト | 20,000,000(円/年) |
電気コスト | 19,200,000(円/年) |
合計コスト | 39,200,000(円/年) |
条件
- 処理量:15.0ton/h
- アンモニア濃度:1wt%
- 蒸気コスト:5,000円/ton
- 電気コスト:12円/kW
- 年間運転時間:8,000時間